2020「ザ・歴史食堂」 全10回 字幕 アメリカ EARTING HISTRY
数十年前の食品を食べてみる 20分番組で毎回4点を食してコメント
古い物の収集家オールド・スモーキーが動画投稿 見た人から古い食品が送られてくる
ジョシュも家にあった古い缶詰を送って友人になる ふたり出演の番組化を果たす
お菓子いっこを100ドル-200ドルで競り落としたり
食の歴史家ケンが歴史上のメニューを再現したり 様々なコレクターからも食品の提供を受けたり
軍用食はことあるごとに入手して理想の味(当時の味)を探し求めてる
油脂やショートニング(植物性油脂)は劣化が心配 ピーナツは当たり外れが大きい
面白かったのは肝油 コメ 透明コーラ プリングルズ オレオ パチパチキャンディー 宇宙食
#1
1974「ウィーティーズのシリアル」 72年前
当時のシリアルは一晩ふやかして食べるもの すぐに食べられるシリアルは即席食品の先駆け
1972-1975「ビーフライス」ベトナム戦争末期のLRP軍用食(偵察任務用) 45年前
缶詰に代わって登場した初期のフリーズドライ食品 現存品で食べれるのは25%
現地では寄生虫を避けるため沸騰させるかヨウ素を混ぜた
40年以上前「タバスコ」 タバスコは1868年に誕生 辛さの単位はスコヴィル値
1982「ETキャンディー」 日本でいうラムネ
#2
1980「ダンカン・ハインズのクッキーミックス」 190度で焼いてね
1953年に同社初のケーキミックス登場
チョコチップクッキー用レシピはネスレ社に譲渡され第二次大戦で広まる
1962「民間防衛局の非常用クラッカー」
アメリカ史上最も軍事的緊張の高まったキューバ危機のこの年の発明
全米に核シェルターが作られ非常食が準備された ナシャナルビスコイト(ナビスコ)か?
1980年代「ジムビームの電話機型のデキャンタ」 「1904製の電話機」型の容器入り
1955誕生のシリーズ 様々な置物の形をした磁器容器入りの蒸留酒
1921「ラモーナ・ブランデー」 天井から出てきた飲みかけの禁酒法時代の品 処方薬扱い
1940-50「揚げたバッタの缶詰」 異国食ブームがあった
#3
1977「ビリービール」 史上最悪級に不味いビール
創業70年近い老舗醸造所は当時の著名人ビリーカーターの名を冠したビール発売後に廃業
1930-40「クラッカージャック」 オマケ(カード)付きクラッカー
当時はビンや缶入りが一般的 紙包装により「国内初の大量生産スナック菓子」となる
1990年代初頭「クラークバー」 初めて商業的に成功したチョコバー スポーツ選手のパッケージ
閉山した炭鉱の町 住民は一人だけの廃墟の町 許可を得て古い食べ物探し
1919-1929「ハギーズの肝油」 タラの肝臓の油 匂いを消すためにアルコール8%入り製品
バイキングが愛用した「海の黄金」 今回は約100年前のボトルを開ける
#4
1979「コーンチップ フリトス」
1913「乾パン」 ゲティスバーグの戦い50周年記念 NBC(ナショナルビスケットカンパニー)
古代ローマから第一次大戦まで軍隊食の主役の乾パン 兵士からは不評の味
1929-1939「大恐慌時代のレシピを再現」 食の歴史家が倹約料理を再現
1940年代以前「ペプソデントの粉末歯磨き粉」 広告によって歯磨き習慣を定着させた商品
#5
1950-1960「トッツィーロール」 アメリカの定番キャンディー
タフィーに近く チョコバーのように熱に溶けたりしないのが特徴
1940年代「ホーン&ハーダートのコーヒー」 ファーストフード店の先駆
カサ増しにチコリ入り 朝のコーヒーは1773ボストン茶会事件を機にに定着
1800年代初頭「ムース(ヘラジカ)の鼻のゼリー」 食の歴史家の再現料理
ヘラジカの鼻の軟骨を煮てゼラチンを取り出す 肉を加えて丸一日冷ます
1984「ケロッグ スターウォーズのC-3POシリアル」
#6
1976「プリングルズ」 ポテトチップスではなくクリスプ
味と容器の形状に試行錯誤 10年かかって商品化 双曲放物線を描く形状
1961-1966「ポテトクリーム・スープミックス」 レッドケトル 55年前
キャンベルスープ収集家の提供 フリーズドライ
1957「軍用食の蒸しフルーツケーキ」 Cレーション(調理済みの缶詰)
緑の缶詰の側面にオープナーを当ててクルクル缶を剥いて開ける
1993「クリスタル・ペプシ」
1980-90に透明ブーム コカコーラは競合商品タブクリアで相打ちを図って双方短命に
#7
1985「ハーレーダビットソンのワインクーラー」 白ワイン
好景気で国産ワインの売り上げが落ち 砂糖とフルーツの風味を加えて一大市場を生み出す
1992「宇宙食ポテトグラタン」 フリーズドライ 27年前
NASAスペースシャトルが持ち帰った品 無重力による体液移動により宇宙では味覚が変わる
1990年代後半「缶入りドリトス」
1964レストランで売れ残りのトルティーヤを揚げて提供 1966ドリトスとして商品化
1940年代「ミニッツライス」 コメ 第二次世界大戦の軍用食にも採用
#8
1975-85「シェフ・ボイアルディ社のラザニア・ディナー」 トマトソース缶
人気シェフが缶に詰めて客の持ち帰りに持たせた のちにパスタ系の食品メーカーとなる
1953「官給品の非常用飲料水」 缶詰入りの備蓄水
1960年代以前「ボルス社のアプリコット・リキュール」
1993「レジー・バー」 チョコバー メジャーリーガーのレジー・ジャクソンの名前入り
#9
1989「オレオ」 サンドクッキー 1912発売
1989はクリームに動物性脂肪のラード 1997ユダヤ教に対応 2006トランス脂肪酸ゼロに
オレオのクッキーとクリームの割合は常に 71%対29%
1962「救命糧食」 今回は熱帯用(ST) /他に極寒地帯用(SA)あり 1942発明のP-38缶切は多用途
内容物:ゼリーバー 紅茶 インスタントコーヒー リグレーのガム
植民地時代「ビーバーの尻尾」
アメリカ初の大陸横断を果たしたルイス・クラーク探検隊の食事 食の歴史家の調理
1989「バットマンシリアル」 貯金箱付き マイケル・キートン映画第1作目
#10
1970年代末「スペースダスト」 元祖パチパチキャンディー
1956ゼネラルフーズ社が即席ソーダを開発
1975お菓子「ポップロックス」炭酸ガスを閉じ込めた粒々キャンディー
数年後に粉末状のスペースダスト 名称変更したので短期間のパッケージ
1981「プランターズのピーナツ缶」
ピーナツをアメリカの国民食にのし上げた会社 マスコットはミスターピーナツ
1943「クック・ビール」 栓はコーントップ 76年前
1950年代初頭「インディ500」缶入り 67年前
かつて全米最大だったビール会社クック社 1853創業 約100年で廃業
古くは缶入り(穴をふたつ開けて飲む) → 瓶入り → 1933缶入り飲料(プルトップ付き)登場
1987-1988「チキン・アラ・キング」 味が不評で1992製造中止 32年前
チーズスプレッドとクラッカー付属 新技術レトルトパウチは軍用食生まれ
小包を開けるのに日本ではカッターナイフを使うけれど
世界的にはナイフを使うんやね
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