4cm人形を作る
日本神話から十二柱 前半は革と金属を身につけない
イザナミ イザナギ (古代は左上位)
イザナギ 古墳時代の衣装 髪型はみづら 十握剣
黄泉の国に滞在時:かづら(山葡萄) ゆつつまぐし(竹製) 山桃
河に七つの物を放ると十二の神 人形には12のリング
七つの物:杖 袋 冠 衣 袴 右の籠手 左の籠手
河に靴は放らなかったので「裸に靴」の姿で三貴子を生んでいるはず
衣服は麻または古代布 布の靴 石の剣 リングは謎の素材
イザナミ 天女系の漢土(からくに)風衣装 白玉(真珠)
重要な女神は機織りに関する物語や名を持つ 衣服は苧麻(からむし)か羊毛
イザナギは三貴子を生む
ツクヨミ スサノヲ アマテラス
アマテラス
胸に"米"字の形の飾り 布の帽子 布のつっかけ 天球儀または手毬
五つの飾り:誓約(うけひ)に用いた 5箇所のみすまるの珠(頭の上と左右 左手と右手)
ツクヨミ
夜空を染め上げる「三色の夜露」または万葉集に登場する「変若水(をちみづ)」
十二単を基本にしているが小さい人形には作りにくいので格子模様に変更
クシナダヒメ スサノヲ ヤマタノヲロチ
スサノヲ
天の岩屋戸事件を起こして高天原を追放され 葦原の国でヲロチ退治の時の衣装
馴染みのある神楽の衣装 甲冑の上に袖なし陣羽織
財産没収されたので剣の出所は不明 アシカビにもらったものとする
隕鉄剣(または純鉄剣) 正8角形は鉄の結晶
クシナダヒメ
ヲロチに年毎に喰はれるヤヲトメの末娘 スサノヲの嫁となる ちびっこお姫様
ヤマタノヲロチ
今まで描かれた中でもっとも線の少ない絵にする
ヨモツヒメ 蛸身変 (たこみがはり)
ヨモツヒメ 「黄泉姫」
イザナミは死んで黄泉の国の住人となる 迎へに来たイザナギを追ひかけた時の姿
体に八雷神(やくさのいかづちがみ)を表す八つの花かざり 手には軍配
イザナミは黄泉大神(よもつおほかみ)となる
のちにスサノヲが来るので大神は譲って 黄泉姫(よもつひめ)としておく
絹は黄泉の国以降に登場 蚕の死の上に成り立っているのだから
アシカビヒコヂ トコタチ
アシカビヒコヂ 「柔(やら)かい神」 醸造 発酵 腐敗 きのこの神
4番目になってすぐに身を隠す神 目に見えない育つ力を表す神 名前のみの登場
まんがではスサノヲの話し相手として出番を増やす
生まれが早いほど神の力が大きい 2段階上なのでスサノヲより100倍強い神
アシカビの近くでは酒が美味くなるのでスサノヲは付かず離れずな関係
他の神はアシカビの生まれの階層を知らないので おっかないスサノヲとよくいる神と見られている
スサノヲに持たせた「おにぎり(塩なし)」が強い酒造りの麹となる
絵姿は牧神 羊は温度と湿度から日本にのみ定着せず 干支に名はあるが長らく謎の存在
トコタチ 5番目になった「固ったい神」 名前のみの登場
まんがではアシカビと数億年かけて 鉱物と動植物を満ち溢れさせた神
絵姿はナットの花 鉱物を操りスサノヲの剣を作る
角ある山犬 羽根もつ獅子
角ある山犬 :銅 イヌ 呼び名は「アカ」 鳴き声は「びよ」
羽根もつ獅子:鉄 ネコ 呼び名は「マカ」 鳴き声は「ねう」
入り口を守るもの --- 狛犬を日本神話に入れ込み 画題化
まんがではスサノヲの血とアマテラスの涙とが合わさったものに アシカビが命を与えたもの
神の絵姿
日本の絵描きは 日本の神を描こうとは思はないのだらうか
いくつもの絵がゑがかれ 像や人形が作られるうちに 自分たちの神の姿が定まってくるはず
神の絵姿を見た時 うまいものだと膝を叩くなら その絵姿は命の輝きを増す
腑に落ちなければ より相応はしい絵姿が いつか与へられるのだらう