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稲馬屋

本と小さい人形と日本製品が好き

話題の漫画のはなし 1

基本姿勢:漫画は絶賛/アニメは静観


2016年10月「ジャンプ ニューオーダーキャンペーン」

3巻帯 発売時に書店キャンペーン 週刊ジャンプでは珍しい
 書店配布の小冊子 同時発売4作品から一話づつ掲載
ブラッククローバー 8巻(2017アニメ化) ・左門くんはサモナー 6巻(未アニメ化)
ゆらぎ荘の幽奈さん 3巻(2018アニメ化) ・本作 3巻(2019アニメ化)
 11話掲載(2巻に収録):16歳好きの鬼との戦い中 背中の箱から初めて出てくる回

これ見て 3巻まで 初版購入
 この冊子 他の3作は「そのうちアニメ化するんだろうな」感ありあり
 本作のみ短命作品の匂いしてた

 初見の印象は「初期の高橋留美子+ナルト」
 セリフまわしやコマの流れがジョジョっぽい
 気に入ったので読み切り掲載号を入手 (アニメ化決定前)



[読み切り作品] 全4作 すべて短編集に収録 (加筆訂正は無し)


2013「過狩り狩り」 投稿作 入賞
 ハンデがあっても普通の人より強い剣士と着物を着た和風のドラキュラ(短編集コメント)
 明治・大正時代あたり(短編集コメント) 珠世と能力「惑血」 愈史郎と「目」の能力
 藤の山で七日間生き延びる入隊試験 悪鬼滅殺と刻まれた剣 使いの喋るカラス
 アニメ放送中「ジャンプ+」サイトにて公開


2014「文殊史郎兄弟」 連載向けプロットから読み切り化
 担当編集者が付いての第一作 「銀魂」好きとのコメントらしい(掲載誌 未入手)



2014「肋骨さん」
 金未来杯:新人作家がネーム提出 コンペ通過4作を掲載 読者投票あり
 前作のキャラが数コマ登場 場所と時代の近い話



2015「蠅庭のジグザグ」 連載用ネームを読み切りにしたため説明不足(短編集コメント)
 主役がずーーっとボヤきながら悪人退治
 作者の好きな「銀魂」ノリを導入 コミカルさとフトモモ開花


2015「鬼殺の流」
「過狩り狩り」を連載用に再構成 ネームのみ ファンブック1に 3話分のネーム掲載
 主役は流(ながれ)と命名されてる さらに両足義足に変更
 舞台は明治時代 鬼殺隊を認めると鬼の存在を認めることになるので公的機関からは黙認
 育手の伴田左近次(面なし)に拾われて十年修行 日輪刀 藤襲山での最終戦別 稀血
 藤の家紋の援助 若い娘ばかり攫われる(十六歳鬼)


週刊少年ジャンプの「編集会議」
 漫画家は担当編集者と共に作成した「3話分のネーム」を編集会議に提出
 会議を通過すると連載決定 同時に同じ本数の連載漫画の終了決定 連載開始

2015 初代担当「片山」氏
「蠅庭のジグザグ」読切 5月4日号掲載 → 再度の連載ネーム 落選
「鈍痛風車」 連載ネーム 落選
「鬼殺の流」 連載ネーム提出 主人公の寡黙さや世界観のシビアさから落選
 主人公の変更を提案「明るく普通のキャラクター」はいませんか
 面白いかわからないです「炭焼きの少年で妹が鬼に...」
 2015中に連載が決まらなければ漫画家引退する覚悟の半年間の成果

コメディ転化
 主役は青年 初期作品に笑いどころは少なく しんみりした話が多い
 舞台は日本の現代または明治大正時代 人体損壊と流血描写が過剰

「作風のネガティブな作家はギャグが冴える」と思うてる
 主役を少年にしてコメディの資質を伸ばしたのは
 担当編集の功績と思われる(作家自身では気付けない)



[読み切り作品] 全4作 すべて短編集に収録 (加筆訂正は無し)
 2013年 「過狩り狩り」 「JUMPトレジャー新人漫画賞」に応募 入賞
 2014年vol.2 「文殊史郎兄弟」 「少年ジャンプNEXT!!」
 2014年39号 「肋骨さん」 金未来杯コンペを通過 掲載
 2015年21号 「蠅庭のジグザグ」
 2015年   「鬼殺の流(ながれ)」 ファンブック1にネーム掲載
 2016年11号 大ヒット作「週刊少年ジャンプ」にて連載開始

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